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古今東西手仕事の生活用品展
いつもお世話になっている下北沢の三叉灯さんにて黄金週間中に展示会を致します。 上海近郊の手織りの古布や藍染め布、粉引きや鉄釉の器など 新らしい企画のものを紹介させていただきます。 どうぞ御立ち寄りください。
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ときおりの上海だより 珈琲
上海はいつのまにか、いや突然、街の風景が変わる。 街中でここ数年で急激に増殖したのは珈琲店、いわゆるカフェである。 高層ビルの階下に海外からの有名珈琲店が必ずある。繁華街では行列のできる処も。 大型商業施設の中でも、本屋が流行の先端を行く内装でカフェ空間を常設するように。 そして、若者たちによる小さなカフェが軒を連ねるようになった。 その反面、老舗だったところがある日突然姿を消すこともある。 世界各地の珈琲豆を吟味したり、カフェラテの文様を楽しんだり、 ゆっくり本を読んだり、友人たちとおしゃべりをしたり、写真をとったり、 パソコンと向き合ったり、考え事をしたり。 思うままに珈琲を楽しむ人々。 少し前は珈琲を常飲する人は珍しかったのに、都市の変化と共に生活様式も変容する。 珈琲師(バリスタ)を目指す若者が、コーヒーポットをゆっくり回しながら練習をしている。 鶏頭鳳尾、多勢の末席とならずに、小なりとも王座を目指せ。 変化に恐れを為さず楽しむ術をもつ私の周りの若者たちは、いつも元気である。 写真は行きつけの珈琲館。 雲南省出身の友人が切り盛りする、上海で一番落ち着く空間です。
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ときおりの上海便り 春節
雑司が谷の展示室の上海分室より、 ときおり、ものことについて綴っていきます。 春節になると、閑散とする上海。 人混みも喧噪も消え、鳥のさえずりだけが聞こえてくる。 それでも地元、上海の人々は家族行事や来客で忙しそう。 若者たちは空いた時間を持て余すように、外に繰り出すけれど、 路上の商店は殆ど閉まっていて、年中無休の商業施設が混み合う。 三年前から上海市中の爆竹花火が一斉禁止に。 以前は年夜(大晦日の夜)は人影のない夜中の街の彼方此方で 爆音のような響きが明け方まで続いていた。 そのけたたましい音によって邪気を払うため、 或は、天の神に声を届かせるためなど、 ずっと続けられている風習だけれど、地方の都市部でも禁止になりつつある。 賑やかで、華やかで、活力があることが中国文化らしいから 整いすぎた様子は少し寂しい。 春節前は新年快楽! 春節明けは新年好! 近所のお婆さん達の声が聞こえる。 初一(元旦)、初二、初三、最初の満月の元宵節まで春節は続く。 近代の街上海故、伝統的な春聯や年画もあまり見かけないけれど、 それでも古来からの風習が今も根付いている。 今年の春節は雨が多い。 暦では本日より雨水。春はもう来ました。 写真は龍華寺の初詣の様子。
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青木裕幸 水彩画展
日時 7月8日(土)、9日(日)、15日(土)-17日(月) 11:00-18:00 ・デモンストレーション作家公開制作 7月9日(日)14:00- 青木氏が実際に水彩画を描いていただきます。 見学自由 ・ワークショップ「季節の絵葉書を作ろう」 7月16日(日)14:00-16:30 青木先生に水彩を習おう!絵葉書大の静物を 仕上げます。参加費2000円。お申し込みは 展示室 info@showroom-tokyo.net または青木先生 aoqi36@dream.com
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うるし梅雨祭
うるしさんによる楽しい催しごとです。 紙と漆のワークショップ うるしの染み込んだ和紙を切ったり貼ったり。 しおりや短冊など自由に作ってみましょう。 13:00ー16:00 予約不要 所用時間約1時間 うるし掘り出し物市 うるしさんの作品、端材などいろいろ展示即売いたします。 金継ぎ受付 金継ぎの見積もりを致します。 器をご持参の上、お気軽にご相談ください。 日時 6月10ー11日 13:00ー17:00 場所 展示室showroom 東京都豊島区雑司が谷3-19-6 お問い合わせは info@urushisan.comまで
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三周年記念三企画
「展示室三周年記念三企画」 5月19日(金)-21日(日)11:00ー18:00 ◯小小百碗展 ※陶器碗百個の展示販売 ◯第二回展示室+企画室、共同企画展 ※展示室の素材(藍印花染など)で、前田企画室による雑貨小物展。 ◯青木老師・映画講談 5月20日(土)16:00ー17:30 -映画におけるARTの効力- 青木裕幸先生の映画講談。入場無料
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中国農民画の世界
”農民画の世界” 期間 4月15日(土)ー17日(月) 20日(木)ー23日(日) 11時ー17時 場所 展示室showroom 2階 主催 上海D-ART画廊 中国上海近郊金山で発展した農民画。 素朴な絵柄と華やかな色彩で心和む作品たちです。 この機会に是非ご覧くださいませ。